堀本裕樹 十七音の夜

■今週のゲスト(5/1、5/8放送)

北村薫(きたむらかおる)さん

埼玉県出身。1989年、『空飛ぶ馬』(東京創元社)でデビュー。
1991年『夜の蝉』(東京創元社)で第44回日本推理作家協会賞を受賞。
2009年『鷺と雪』(文藝春秋)で第141回直木賞を受賞。
推理小説の他、人生の折々の詩歌との出会いとその後のつきあいをていねいに描いた、
『詩歌の待ち伏せ』(文藝春秋)などエッセイや評論を幅広く執筆。

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▼番組はインターネットでもお聴きいただけます。
>>FM世田谷サイマル放送はこちらから


ゲスト対談音源

放送終了後、こちらよりストリーミングで音声を聴いていただけます。
(リンクをクリックすると音源が再生されます。)

 

スタジオ日記

5/1、8日放送のゲストは小説家の北村薫さん。
スタジオを飛び出し、「夢HUG space二子玉川」にて
対談が行われました。

ミステリー作家としてファンが多い北村さんですが、
詩歌にも造詣が深く、著作『詩歌の待ち伏せ』(文藝春秋)
シリーズは堀本さんも愛読していたそうです。
堀本さんが尾道大学で授業を持っていた時は、
テキストにしていたこともあったとのこと。

北村さんがお好きな句、三橋敏雄の
「かもめ来よ天金の書をひらくたび」 を例に
俳句の読みの楽しさについて語っていただいたこと、
そして、西条八十の「蝶」という詩に関するお話が
とても印象に残りました。

春の明るい陽射しが差し込むカフェスペースで、
北村さんと詩歌について存分に語り合えた堀本さん、
本当に楽しそうでした。

北村さん、ぜひまた番組に遊びに来てください!

(スタッフ渡部)

※今回の対談は、堀本裕樹の定例句会「たんぽぽ句会」
の会場でもある夢HUGspace二子玉川で行われました。
http://ameblo.jp/yumehug/entry-11501196988.html